今から出来る認知症の予防策
2016.05.26

subimg01歳を取ると認知症になるかもしれないという漠然とした不安があります。若い頃は元気だった体も、歳を取るにつれて衰えてくるのが自覚されます。長い距離を走れなくなったり、外から帰ると机の上の書類がぼやけて見えなかったりしてはっきりとわかるのですが、認知能力となれば単なる見落としやミスなのか、自分の能力が衰えてきているのかがはっきりとはわかりません。人間は歳を取れば体と同じで能力も衰えていきますが、若い頃の脳は感性とか新しいことを吸収していく能力が得意なのに比べて、熟年となった頃の脳が得意としているのは積み上げられた記憶から的確な判断をしたり、洞察をしたりすることにあり、能力的に同じではないので衰えて行くことに気づきにくい事があります。<br/ ><br/ >認知症になり困るのは、時と場所や人の見当識が衰えてしまうことです。自分がいる時間がわからないというのは時計を見て何時何分かがわからないというのではなく、過去に起こった出来事を順序良く想起出来ないことです。自分のいる場所がわからなくなると、普段よく知っている道で迷子になってしまいます。また、自分が良く知っている人と初めて会う人がわからなくなってしまうのは悲しいことです。これらが衰えてしまうと、何かが出来る出来ないではなくて社会生活に支障が出てしまいます。社会が善人ばかりだと、社会的なサポートに期待が出来ますので「歳を取ったらボケることもある」程度の認識でいいのですが、人間の社会も複雑で意地悪な人もいたり無責任な人もいたりで、歳を取っても死ぬ時まで健康でボケ知らずでいられることに越したことはありません。<br/ ><br/ >認知症にならないために、予防対策を行うことを習慣にしておくのもいいかもしれません。何かをすれば確実に予防になるわけではありませんが、効果はあります。ひとつは、生活習慣を見直すことです。脳に良い食事を参考にバランスの取れた食生活をして、適度な運動を心がけること。健康維持に食事と運動は大切です。加えて良く人と接することがあります。人間は社会的な動物ですから、人と接することは精神的にも良くて様々な能力を使います。文章を読み書きしたりゲームをするのも能力を維持して行くこと良く、質の良い睡眠をとるのも大切な事です。ふたつには、衰えやすい能力を意識的に使う事があります。体験したことを想起する、新しいことを行うときに計画をする、複数のことを同時にそれぞれに気を配りながら行うといったことを訓練しておくことが予防につながります。いずれも費用がかからずに、今から出来るのでやり始めておいても損はありません。

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